※このサイトは 「クラスト」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
マンションを購入(建築)する際には、ぜひ目に見えない構造についても注目してみて下さい。
現在、マンション建築で採用されている構造種には、RC造(鉄筋コンクリート造)、WRC造(壁式鉄筋コンクリート造)、S造(鉄骨造)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)などがあります。
構造によって、マンションの外観や住み心地が大きく変わることがあるため、それぞれの特徴をしっかり把握しておきましょう。
RC造は、柱・梁という部材同士が剛接合されている建築構造のことを言います。
高気密高断熱で、耐火性、耐久性、耐震性に優れ、遮音性や居住性も高いため、中低層の集合住宅等で多く採用されています。
デザイン性が高く、木造では実現できない間取りや曲線の壁なども実現することが可能です。
ただし、鉄筋の組立て、コンクリート打設など現場作業が多く、比較的工期が長くかかります。
壁式鉄筋コンクリート構造のことで、柱を使わず、床や梁、天井だけで建物を支える点が特徴です。高気密高断熱で、耐火性、耐久性、耐震性に優れ、遮音性や居住性も高いため、中低層の集合住宅等で多く採用されています。
RC造と同じく鉄筋コンクリート造ですが、空間にデットスペースが生じにくい上、比較的低コストで建築できます。ただし、鉄筋の組立て、コンクリート打設など現場作業が多く、比較的工期が長くかかります。
柱や梁に鉄骨を使用している構造のことです。しなやかで強い鉄骨を柱や梁に用いることで、大きな空間を作るのに適しています。
S造には重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類があり、前者は高層マンションやビルといった大型建築物に、後者は中規模マンションなど一般住宅に多く使われています。
SRCとは、鉄骨鉄筋コンクリート構造のことです。基本的な構造はRC造と同じですが、支柱として鉄骨を入れて強度を増す点が特徴です。
RC造の耐久性に鉄骨の粘り強さ・しなやかさが加わり、より耐久性の高い建物を造ることが可能。大型マンションやビルなどの大規模な物件で、多く採用されています。
「地震大国」と言われるように、日本では昔から多くの地震が発生しています。
近年では2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震などが記憶に新しいですが、それ以外でも、2019年6月から2020年5月までの1年間に、「震度1以上」の地震が、なんと1,688回も発生※しています。私たち日本人の生活は、常に地震と隣り合わせであると言っても過言ではないでしょう。
一方で、1995年に発生した阪神・淡路大震災では、わずか22秒間の揺れで多くの建物が倒壊しました。倒壊した建物の多くが木造住宅で、老朽化や構造上の弱さが原因であったとされています。
こうしたことから、近年、住宅の耐震性能向上に対するニーズが高まっています。同じ地震力を想定して設計を行った建物でも、構造の種類によって地震の時の揺れ方や被害の様子は大きく異なります。
マンションを購入(建設)する際は、コストだけでなく、ぜひ構造にも注目して検討してみて下さい。
建てておいて、つい最近初めてWRCに住んだのですが、暖かいしエアコンの効きも違うし、隙間風も入ってこないし、音も聞こえにくいし、すごく快適でびっくりしました。
自分が住んでいて、心地いいマンションを貸せるというのは、いいですね。
当社ではWRC構造を基本にしているのですが、創業者が元々宮大工で、「お客様にしっかりした建物を提供したい」という思いがあり、RCを選択したと聞いています。
大手さんと比べるとネームバリューが劣るクラストを選択してきてくださるお客様は、「WRC構造が良かったから」という方は多いですね。
不動産の経営の仕方は千差万別で正解がなく、経営する方によって変わると思います。WRC以外を選択していただくことも、もちろん悪くないと思います。
良くないのは、安いからとか、いいって言われたからという理由で、比較や思考をせずに決めてしまうこと。構造はそれぞれメリットもデメリットもありますので、最後は自分の意思で決めてください。
構造から考えることも、オーナーM氏のようにゴールから考えることも、どちらも正解だ。
一番やってはいけないのは、「誰々が言っていたから」という他責思考である。あなたはマンションという会社の代表取締役なのだ。ファイナルアンサーは、自分自身の脳で導き出そう。
マンション経営は安定収入?本当に儲かる?
リアルな話を聞いてみた
1975年設立。総合建設会社として、RC工法を標準化したマンション建築、無料の24時間体制の賃貸管理、「お部屋探しのテクトピア」での入居サポートなど、建設から管理までトータルでサポート。
何年経営していくら儲けたいのか
RC構造が経理上35年、耐久年数が40年という経理試算があり、木造だともう少し少ないですよね。その試算で資産償却する年月に合うとしたら、どっちを選択するかによってキャッシュフローが変わってきます。
50歳の人が今から経営しようと思うと、35~40年て、もう80歳過ぎ。だから、賃貸経営を考えるときは「何年経営するか、いくら儲けたいか」というのをしっかり腹決めして、その上で構造を決める。そういう覚悟と計算が必要であって、構造から入る考え方は、私自身はちょっと違うかなと思います。
何年やるというのも、事業と財産を継ぐ人間に確認することも必要です。私も息子に確認しました。
Mさんはなぜ成功した?成功の秘訣を見る