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コロナ禍での外出自粛や在宅勤務の拡大などが影響し、在宅時間が増えています。
その中で、以前より注目を集めているのが「居心地のいい家」です。最近の新築賃貸物件の設備は、分譲マンション並みにグレードが高いものも少なくありません。
設備が充実していないマンションは、検討候補にもならない恐れがあり、空室リスクが高まります。人気設備ランキング上位は必須と頭に叩き込みつつ、さらにご自身の物件に導入する設備を検討してみてください。
全国賃貸新聞が毎年行っている調査を見てみましょう。
今回は2019年9月23日~10月10日の期間、372社の不動産賃貸会社から回答を得たアンケート結果です。単身者向け・ファミリー向けそれぞれの物件で「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」人気設備をランキングしています。
引用元:全国賃貸住宅新聞「入居者に人気の設備ランキング2020」(https://www.zenchin.com/news/post-5540.php)
単身者向けでは、1位から7位までは前年と順位が変わらず、不動の人気を誇っています。
特に、全国的に在宅ワークが定着する中で、インターネット環境は必須アイテム。電気・ガス・水道と並ぶライフラインの一つとも言われています。
また、エントランスのオートロック(2位)、ホームセキュリティ(5位)やTVモニター付きインターフォン(9位)、防犯カメラ(11位)など、セキュリティも重視されています。
防犯設備は、設置することで物件のグレードを上げることができ、家賃アップも見込めるアイテムです。
引用元:全国賃貸住宅新聞「入居者に人気の設備ランキング2020」(https://www.zenchin.com/news/post-5540.php)
ファミリー向けでも、1位はインターネット無料。在宅ワークはもちろん、お子さんのリモート授業や、家族で動画を楽しむ機会が増えたことで、より必要性が高まっています。
追い炊き機能(4位)やシステムキッチン(5位)、ウォークインクローゼット(9位)など、日々の暮らしを快適にしてくれる設備は、ファミリー層ならではの需要かもしれません。
コロナウイルスの流行により、人々のライフスタイルが変化したことで、住まいに対するニーズも大きく変わりました。
無料インターネットや宅配ボックスの需要は以前から高かったですが、オンライン会議や授業などの利用頻度が高まったことで、最近ではより安定した通信速度が求められるようになっています。
また、遮音性の高い窓、システムキッチンなど、家での時間をストレスなく過ごせる設備も人気です。ランキングには入っていませんが、ワークスペースが確保できる物件や、ベランダなどでアウトドア気分を楽しめる物件などにも注目が集まっています。
家に帰って寝るだけの狭いワンルームではなく、賃貸住宅であっても、「いかに快適に楽しく過ごせるか」が大きなテーマとなっているようです。
時代が移り変われば、人が必要とする設備が変わる。新しくも便利なものは、どんどん開発されているので、マンションの人気を保つためにも、設備は定期的に見直すべきだ。
新しいマンションに勝ち続け、入居者を集めるには、それが最良の選択と言えよう。
マンション経営は安定収入?本当に儲かる?
リアルな話を聞いてみた
1975年設立。総合建設会社として、RC工法を標準化したマンション建築、無料の24時間体制の賃貸管理、「お部屋探しのテクトピア」での入居サポートなど、建設から管理までトータルでサポート。
総合建設会社クラスト
岡本先生
前提の生活様式に変化している
コロナの影響で、「おうち時間」という言葉がよく聞かれるようになりました。例えばリモートワークになったので、ワンルームでは仕事とプライベートの切り替えがうまくいかない。自炊が増えたのでコンロが2口欲しい。しっかりつかれる湯舟が欲しい。接触せずに受け取れる宅配ボックスが欲しい…などです。
以前は、ほぼ寝るだけだったので、多少手狭でも、会社近くの賃貸を探していた人たちが、少し遠くても、広くて設備が充実した家を探す傾向が出ています。
幸い当社のマンションは、1K30m²を最低ラインとしてお部屋を考えていますので、今の生活様式には非常に合っていると言えます。
コロナ禍関係なしにお話すると、ここ10年くらいで、防犯カメラのあるなしを気にする入居者様はグッと増えました。インターネット無料は、すでに当たり前です。こうした時代の変化を、建ててからも追っていくことが、マンション経営では大切なポイントです。